あいのうた(07 小ネタ)

あの日、貴方にブラックホークに引き抜いてもらって。

これからずっと、貴方について行こうと決めて。





念願のブラックホークに入隊することが出来たことは私の誇りだし、後悔なんてしていない。

けれど、現実はどうだろうか？


今日もデスクワークから逃亡して仕事をしないあの人の所に書類を運び。

出撃命令が出ればあの人に遅れないようについて行くために必死に戦い。

くたくたになって帰って来れば書類の山が増えているのを見て、けれどあの人はやっぱりいなくてなんだかむなしくなる。

それなのにあの人ときたら夜になるたび私の所にやってきて、まるで食べられてしまうかのような熱で私を抱いてゆく。




そんな毎日は大変で疲労は溜まる一方…


「長期休暇でもとろうかな…」


気分転換に何処かに出かけて遊んでしまおうか？

でもそんな事をしたってあの人はやっぱり働いてくれないだろうし、他のメンバーに悪いからもっと頑張ってみようかな？


「なんてな…」


空をぼうっと見ながらそんなことを思うと、なんだか空が恋しく思えてきた。


まったく、あの人もアヤナミ様みたいな勤勉な人だったらこんなに苦労しなくてもよかったのに。
けれどあの人だからこそ私は今此処にいることが出来る訳で…


「ま、世の中には色んな人がいるんだよ。」


そう無理矢理結論付け、仕事に戻ってゆく。




そんな忙しい日常の中、私は今日も書類を運び、戦場で戦い、増えた書類とまた格闘して、あの人に食べられながら生きている。








ネタです。

分かりにくいと思いますがピク○ンです(爆)

ぼんやり聞いてたらなんだかコナツの歌にしか聞こえなくなってきた…(え？)
あいの字は“愛”でなく“哀”ですね(酷)

しかしコナピ○ミンは愛してくれとは言わずに今日も頑張っているのです！！

うちにも一匹欲しい…